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Dewey Weber・iggy(イギー)
1960年代ウェーバー・パフォーマーモデルが全盛の頃、ハロルド・イギーはウェーバーのシェーピングマシーンのような活躍をしていました。
当時ディーイはパフォーマーモデルを年間数千本販売していて、サウスベイの工場から尋常ではない大量のボードを出荷していました。
ヒューストンのあるサーフショップではひと夏にパフォーマーモデルを600本販売していました。
イギーのシェーピング方法は独特で、たいていのシェーパーはレールを削る際プレーナーでできるバンド(段差)を頼りに両方のレールを均一にするように削って行きますが、イギーはデッキ面から一気にレール部分を2インチほど残すよう削っていきました。
そしてノーズからテールまでシュアフォーム(ボードを削る道具)を使って一気に丸めて行きました。
片方のレールを仕上げ、もう片方のレールに取り掛かるといった微調整を必要としない早業で、両レールが均一、均等な素晴らしいボードを仕上げることができました。
1960年代にデューイウェーバーのメインシェーパーとして活躍した凄腕のクラフトマン“ハロルド・イギー”が自らのために作り出したスピードシェープのシグネチャーモデルです。
今回50年の時を経て当時に忠実に再現されました。